このシーン本当に草生える

このみのりサイスト大好き
めっちゃ笑った

誰もが読める前編にあるしあわせ

まず遥ちゃんを具現化しようと決めてからはイメージ修行だったよ。最初は実際の遥ちゃんを一日中いじくってたなあ。とにかく四六時中だよ。目をつぶって触感を確認したり何百枚何千枚と遥ちゃんを写生したり、ずーっとただ眺めてみたり舐めてみたり、音を立てたり嗅いでみたり。鎖遥ちゃんで遊ぶ以外は何もするなと愛莉師匠に言われたからね。しばらくしたら毎晩遥ちゃんの夢を見るようになって、その時点で実際の遥ちゃんをとりあげられんだ。そうすると今度は幻覚で遥ちゃんが見えてくるんだ。さらに日が経つと幻覚の遥ちゃんがリアルに感じられるんだ。重さも温もりも漏れる吐息も聞こえてくる。いつのまにか幻覚じゃなく、自然と具現化した遥ちゃんが出ていたんだ。

遥は猫耳つけたら失明するくらいの光るオーラ放つよ